ECサイトの売上が伸びない!!そんな時の集客・SEO対策・商品の見直しポイントとは?
自社運営のECサイトの売上が思ったよりも伸びない……。このような悩みを解決するには、どのようにすればよいでしょうか。SEO対策をはじめ、商品の価格や送料・品揃え・広告による集客など、売上を伸ばすために改善するにはいくつかポイントがあります。そこで、本記事ではどこをどのように見直せばよいのか、すぐに実践できる方法を解説していきます。
ECサイト売上UPに重要な集客の見直しポイントとは?
まずはECサイトに顧客を集めなければ、肝心の商品を見てもらうこともできません。顧客を呼び込むには宣伝を行うことが大切なのです。そこで、次に挙げるポイントを見直してみましょう。
#SNSを活用する
TwitterやインスタグラムなどSNSを活用していないようであれば、ECサイト専用のアカウントを作成しましょう。そして、商品の宣伝やキャンペーンの告知を行うのです。例えば、「フォロー&リツイートしてくれたアカウント〇名様に抽選で商品をプレゼント」というキャンペーンを打てば、これまで自社の商品を知らなかった層へのアピールも可能になります。これらのSNSには、原則使用料はかかりません。上手に活用するようにしましょう。ただし、あまりにも投稿が多いと、顧客にうっとうしいと思われてしまう可能性もあります。適度な数の投稿を心がけることが大切です。
#顧客獲得単価を計算する
集客に広告は効果的です。しかし、顧客獲得単価を計算して、広告費と売上が見合っていないようであれば、広告にかけていた費用を見直す必要があります。また、一口に広告といっても、「ディスプレイ広告」「インフルエンサー広告」「リスティング広告」などさまざまです。自社のECサイトに合っているかどうかも重要です。例えば、ディスプレイ広告では効果が出ないようであれば、インフルエンサー広告に切り替えるなどの対応が必要になります。
ECサイトSEO対策の見直しポイントとは?
ECサイトに顧客を呼び込む際に重要になるのがSEO対策です。SEOとは「Search Engine Optimization」 の略で、日本語で「検索エンジン最適化」という意味です。具体的には、GoogleやYahoo!などのサイトの検索結果に自社のサイトを上位に表示させるための対策のことを言います。では、なぜ検索結果の上位に表示されたほうがよいのでしょうか。それは、表示が上位になればなるほどECサイトにアクセスしてもらいやすくなるからです。自社のECサイトは上位表示されるようになっているでしょうか。次に挙げるポイントを見直してみましょう。
#適切なキーワードを導入する
ECサイトの目的は、商品を買ってもらうことです。そのため、売上アップにつながるキーワードを選ぶことが大切です。もし自社サイトが「クリーム」を販売しているとします。しかし、「クリーム」というキーワードだけでは商品を購入したいという顧客は集まりません。どのようなクリームを探しているのか、顧客の検索意図を組み込み、複数の単語からなるキーワードを埋め込まないといけないのです。例えば、肌荒れに悩んでいる人に向けて、クリームを販売したいのであれば「乾燥肌クリームネットショップ」というキーワードが必要になります。適切なキーワードを導入しているのか、見直すようにしましょう。
#名前にキーワードを入れる
ECサイトの名前にも適切なキーワードが入っているでしょうか。例えば、「乾燥肌クリーム」がキーワードであれば、サイトの名前は「乾燥肌におすすめのクリーム専門店〇〇」になります。実は、サイトの名前にキーワードを入れると、GoogleやYahoo!からの評価が高くなるのです。その結果、検索順位も上がります。また、顧客もサイトの名前にずばり自分が求めているものが入っていると、クリックをしてくれやすくなります。ただし、検索サイトでの表示は30文字までです。長すぎると、途中で切れてしまい、何のサイトかわからなくなる可能性があります。適切な長さになっているかも確認しましょう。
#顧客が求める情報ディスクリプションに入れる
検索サイトには、タイトルの下にサイトの説明文が表示されます。ここに顧客が求める情報が入っていると、クリックしてくれる率が高まります。どのようなサイトなのか、サイトを訪問することで何を借ることができるのかが、きちんと表示されているかを確認するようにしましょう。
#コンテンツの質を高める
GoogleやYahoo!は検索ユーザーにとって有益なコンテンツを提供しているサイトに対して、高い評価をします。自社のサイトのコンテンツが有益な情報を提供しているかどうかを見直してみましょう。例えば、検索ユーザーの悩みを解決してくれるコンテンツ=有益と言えます。乾燥肌におすすめのクリームを販売したいのであれば、「クリームの正しい塗り方」「乾燥肌対策おすすめ3選」といったコンテンツが考えられるでしょう。
#被リンクを増やす
被リンクの数を増やすと、GoogleやYahoo!は人気があるサイトだと見なし、高い評価をします。被リンクとは、外部のサイトからリンクの設置をしてもらうことを言います。コンテンツの質を高めたり、露出を増やしたりすることで被リンクを増やすことが可能です。露出を増やすにはTwitterやインスタグラムなどSNSの活用がおすすめです。あまり利用していないようであれば、担当者を置き、アップする頻度を増やすようにしましょう。
ECサイト売上の主役!商品の見直しポイントとは?
ECサイトの看板は何といっても扱っている商品です。顧客にとって魅力的な商品になっているでしょうか。次に挙げるポイントを見直してみましょう。
#商品画像の質をよくする
商品自体は優れているにも関わらず、画像の質がよくないと顧客の気持ちをつかむことはできません。商品単体の画像だけでなく、実際に使っているシーンの画像なども数点掲載するようにしましょう。実際に使っているシーンをイメージできると、顧客の購買意欲を高めることができます。また、商品説明も重要です。大きさや重さといったスペックだけでなく、その商品の魅力を伝える文章を掲載するようにしましょう。
#商品の価格や送料を検討する
商品に対して価格が高いと感じると、顧客の購買意欲は薄れてしまいます。同じような商品を取り扱っているECサイトがあれば、価格をチェックするようにしましょう。他と比べて高すぎるようであれば、価格の見直しを検討します。加えて、送料がいくらかかるかも重要です。他のECサイトが送料無料なのに、自社のECサイトが有料では、顧客は離れていってしまいます。
いかがでしたでしょうか?
今回はECサイトの売上を伸ばす見直しポイントをご紹介いたしました。
あなたのECサイトで該当する箇所はありましたでしょうか。
すぐに実践できる方法もあったと思います。
ぜひあなたも今回ご紹介したポイントをおさえ、売上UPを目指しましょう。