アパレルECは魅力がたくさん！メリットや種類、参考事例をご紹介

アパレルECとは？

「アパレルEC」とはオンライン上での衣類の販売や関連サービスを指します。
「アパレル」は衣類の中でも特に既製服を指す言葉で、ECは英語の「Electronic Commerce」（Eコマース）の略で、「電子商取引」として日本語に翻訳され、インターネット上で行われる商取引全般を指します。EC＝ネットショップとしてもよく使われています。
その2つがかけ合わさったものが「アパレルEC」です。

アパレルECの種類

■自社サイト型
実店舗を持つメーカーやブランドが自社で運営するオンラインストア。
皆さんがよくご存知の「ユニクロ」が該当します。
人気商品のオンライン販売が増え、実店舗がない地域の利用者にも好評。
オンライン限定アイテムや特典を提供し、実店舗との差別化を図る取り組みも増加。
オムニチャネル化が進み、SNSやECサイト、公式アプリなどで顧客との連携を図り、購買体験を向上。

■モール型
複数のブランドが掲載されたECサイト。
例えば、「ZOZOTOWN」がこれに該当。
検索機能が進化し、カテゴリー別やカラー別、サイズ別など、細かい条件での検索が可能。
多様なブランドが揃っているため、複数ブランドの洋服を一括して購入できる。
利用者が多く集客しやすいのが特徴です。

アパレルECのメリット

■好きな時に買い物できる
アパレルECはわざわざ実店舗に足を運ばなくても、自宅でくつろぎながらお買い物ができることが最大の魅力です。
仕事が忙しい方でも、ちょっとしたすき間時間を使ってお買い物ができるのは、ECサイトならではの利点と言えます。
また突然必要になったアイテムを購入する場合、特別な時間を取る必要がなく、いつでもお買い物が可能なのは、実店舗と大きく異なる利点です。
24時間365日営業しており、忙しい人の強力なサポーターです。

■ポイントが貯まる
実店舗での購入時には、ポイントカードやアプリを利用してポイントを貯めることが一般的です。
しかし、ECサイトでも独自のポイントサービスやポイント2倍などのイベントが頻繁に行われています。
効率よくポイントをためたい場合は、これらの特典に注目すると良いでしょう。
ECサイトの方がポイントの還元率が高かったり、モール型のECサイトなら独自のポイントサービスでお得な割引を受けることができるため、実店舗よりもお得にアイテムを購入できることもあります。

■商品の口コミが確認できる
ECサイトでは接客を受けられませんが、購入したユーザーの口コミ、レビューを参考にすることができます。
第三者による客観的な意見である口コミを確認してから商品を購入できるのも、ECサイトを利用する際の大きなメリットです。
口コミには、実際に着用した際のフィット感や素材感、透け感、着丈、しわのつきやすさなど、試着しないと分からない貴重な情報が含まれていますので、購入の判断に非常に役立ちます。

アパレルECのデメリット

■現物を直接見ることができない
ネット通販であるため、実物を直接見ることができず、商品の色やサイズを判断しにくいという点が最大のデメリットです。
このため、時折「予想と異なる」といったクレームが寄せられ、サイズが合わないなどの理由で商品が返品されることもあります。
また失敗を恐れて、「サイズが合わないかもしれない」といった理由で商品が買われない可能性もあります。

■競合他社が多く競争が激しい
既に多くの大手アパレルブランドがECサイトを通じてビジネス展開しており、新規参入する場合は知名度の高い人気ブランドとの競争が懸念されます。
もちろん、大手以外のアパレルブランドも増えていますが、その中で競り勝つためには独自性や工夫が求められます。
商品、価格、納期、特典、集客、ECサービス内容といった様々な観点からみて、自社が勝てるポイントを追求する必要があります。

アパレルECの課題

■試着ができない
実際の店舗とは違い、オンラインショッピングでは試着が難しいというのは大きな問題です。
一部のアパレルECサイトは、この問題に対処するために、前回の購入履歴を元にしたおすすめサイズの提案や、身長や体型データから適切なサイズを提示するシステムを採用しています。
また、無料で返品や交換を受け付けるサイトも存在します。
これらの取り組みによって、「サイズが合わなかった場合どうしようか」という不安を軽減し、多くの人が気軽にECでのショッピングを楽しめるようになるでしょう。
他にも多くの着用写真を掲載する方法もあります。
様々な身長や体型のモデルを起用し、商品の掲載写真にはそれぞれの身長などの情報を明記することで、返品や交換のリスクを下げることも可能です。
商品と一緒にユーザーとマッチした情報を提供することが、アパレルECの課題と言えるでしょう。

ショップアシストで作成したアパレルECサイト3選

ここではショップアシストで作成したアパレルECサイトをご紹介します。
これからアパレルECを始める人や、今あるECサイトとの比較として、ぜひ参考にしてみてください。

k3 online store

k3&co.やG.V.G.V. など日本のカジュアルブランドを展開するk3 online store。特徴は「かっこいいデザインのECのサイト」。
アパレルブランドイメージを最重要視し、とにかくデザインにこだわって作りました。サイトを見るだけで最新のトレンドがキャッチできるほどの商品画像や、ついついみてしまう特集コンテンツが魅力です。またしっかり商品のカラーを分けて登録しているため、好きなカラーから商品検索できる点も非常に良い点です。かっこいい商品が多く、サイト全体がクールなイメージに仕上がっております。
みなさんもぜひかっこいいサイトを体験してみてください。

岡山デニム通販のRipo trenta anni(リポトレンタアンニ)公式オンラインストア

大人の休日をコンセプトに、職人が拘り抜いた本物の国産デニムを岡山からお届けするECサイト。
デニムのことを知りつくし、「デニムの聖地」と呼ばれるようになった岡山デニムの歴史とともに、岡山デニムの魅力を発信。
完全岡山生産、高クオリティ×高コスパ、唯一無二のシルエットがブランドの強みで、ファンやユーザーが非常に多くいるところが特徴です。
季節ごとのトレンドに合わせたデニム商品は必見です。
非常にクールなサイトに仕上がってますので、デニム好きの方はぜひチェックしてみてください。

SEEMY STORE

ママさんをターゲットとした女性向けアパレルECサイト。
一般的なアパレルブランドと違い中間業者を挟まずに自社背景での生産を行なっている為、中間のコストがかからず、高品質な商品を適正な価格でお客様へご提供しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回はアパレルECに魅力やメリット、参考事例ついてご紹介いたしました。
アパレルECは参入しているショップも多く、各社様々な工夫をこらし業界を盛り上げています。
競合が多い分勝ち抜くのは大変ですが、参考になる事例も多く、自社に取り入れやすい点もあるのではないでしょうか。
アパレルECは変化が非常に早いので、興味のある方は常にチェックしておくと良いでしょう。