ECのプロが語る!売れる商品ページの作り方
ECサイトの商品ページの作り方がわからない
ECサイトの売上が上がらない
商品ページで商品の魅力を伝えきれていない
このようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は数々のECサイトを手掛けたショップアシスト運営のプロが売れる商品ページのポイントについて解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
商品ページ作成に準備するもの
優れた商品ページを作成するには、デザイン作業に入る前の準備が重要です。
まずは必要な情報を明確にし、売れる商品ページを作るための準備を丁寧に行いましょう。
商品ページには下記の情報が必要です。
・商品管理番号
・商品番号
・商品名
・キャッチコピー
・販売価格
・表示価格
・消費税
・配送方法セット
・送料
・商品説明文
売れる商品ページにはこれらの情報が必要です。
必ず事前に準備しましょう。
競合リサーチ
競合の調査を行うことは、ネットショップを運営する上で欠かせません。
競合は常に近くにいます。
自社の商品に競合がどのような商品ページを用意しているのかを事前に調査しておくことが重要です。
調査方法は簡単で、お客様が検索しそうなキーワードを実際に検索してみるだけです。
例えば、テーブルを販売する場合は、Googleで「テーブル」と検索してみて下さい。
その検索結果に表示される商品が競合です。
少なくとも5商品は見て比較して下さい。
どんな商品名か、どんな説明文か、どんな商品画像か、どんなデザインか、一通り目を通しましょう。
するとどうゆう作りにすればよいか大まかに見えてくるはずです。
競合を事前に把握し、「勝ち目のあるポイント」や「差別化の方法」など、競合に負けない戦略を練り実行するのがポイントです。
競合リサーチは難しくないので実施するようにしましょう。
当てずっぽうで作成するのはNGです。
売れる商品ページデザインの2つのポイント
ファーストビュー
ユーザーが商品ページにアクセスした瞬間、彼らが最初に目にする画面(ファーストビュー)は非常に重要です。
ファーストビューはページの上部に表示され、ユーザーがその商品に興味を持つかどうかを判断する上で重要な役割を果たします。
ここでユーザーから「見てみたい!」と思わせられなければ終わりです。
特にユーザーは求めている情報は、商品画像、商品名、価格です。
この3つは必ずファーストビューに入れるようにしましょう。
どんなに良い商品ページを作成しても、ユーザーがファーストビューで興味を持たなければ見てくれませんので注力しましょう。
またキャッチコピー、商品の使用シーンの画像や動画などを活用して注目させるのも方法です。
商品ページの編集が可能ならファーストビューだけでもABテストをしてみるのが良いでしょう。
商品画像の入れ替えがいちばん簡単なABテストです。
違う商品画像を2枚用意し、片方ずつ同じ期間表示させます。
2枚のうちどちらからか数値が良かった方を採用しましょう。(売上、PV数、直帰率、セッション時間などを比較するのがおすすめです)
CTA
CTAボタンとは、「Call To Action」の略で、ECサイトでは「購入」ボタンなどが該当します。
ユーザーが「買いたい!」と感じた瞬間に押せるように、購入ボタンを十分に目立たせる必要があります。
ボタンが小さすぎたり、目立たなかったりすると、購入意欲が高まっていたユーザーも徐々に興味を失ってしまいます。
最悪「購入ボタンが見つからなかった」という理由で離脱されます。
そのようなことを防ぐためにも常にユーザーの視点に立ち、購入ボタンのデザインを工夫して目立たせるように配置しましょう。
競合リサーチを行うと様々なCTAがあることに気づきます。
文言も「購入手続きへ」「カートへ入れる」と様々なのと、ボタンカラーもショップによって違います。
一概にこれが良い!とは断言できませんが、サイトの雰囲気やデザインに合わせて設定することをおすすめいたします。
こちらもあとから編集することは可能なので、いろいろ試して一番良いものを採用すると良いでしょう。
商品説明文
商品説明文は商品が欲しくなる商品説明を書くようにしましょう。
ポイントとしては下記の3つです。
・ベネフィットを書く
・ストーリーを書く
・数字を書く
ベネフィットはこの商品を買うとこんな未来が手に入ります!といった得られる効果を書きます。
例えば車のCMを思い出してください。
週末家族で車に乗ってキャンプやBBQをしている姿を見せています。
あれは車を売っているのでなく、車を買うことによってこんな素敵な週末が手に入りますよ!といったベネフィットを売っているのです。
このようにベネフィットがあることによってユーザーが未来を想像できるため、買いたいと思ってもらうことができます。
商品の良さももちろん大切ですが、商品を買ったその後を想像しベネフィットを書いてみましょう。
ストーリーはどんな経緯で商品を作ったのかを書くと良いでしょう。
例:青森のおいしいりんごをもっと多くの人に知ってもらいたいという思いからこの商品を販売いたしました
もはや商品を売るより、商品の背景やストーリーを売って共感してもらうことに注力するくらいが良いです。
現在は昔と違いモノが溢れかえっている時代です。
その中で商品を買ってもらうにはよっぽどの競争力が必要です。
しかし商品に対しての思いやストーリーはそれぞれです。
どんな思いで商品を作ったのか、どんな背景でそうなったのかなど、この商品にしかないストーリーを書きましょう。
そのストーリーに共感してくれる人は商品を購入してくれるはずです。
数字はかなり重要です。
例:モニターアンケート満足度95%!
例:累計販売台数40万個突破!
このようにどれだけ優れたものなのかを具体的に数値化したものは非常にインパクトがあります。
この数字かよければよいほど売上に直結するでしょう。
ぜひ何かしら数値化して掲載してみましょう。
商品画像
イメージ画像
イメージ画像はモデルなどを起用して使用イメージを膨らませる写真です。
アパレルであれば着用画像、食品であれば食事シーン画像などを準備しましょう。
場合によってはロケーション撮影が必要です。
詳細画像
詳細画像は商品そのものを単体で撮影し、ディテールを確認するための写真です。
例えば、カバンを販売する場合、ディティール写真では各ポケットの中身や持ち手のディティールを写真に収めます。
写真は複数枚用意し色々な角度から撮るのが良いでしょう。
商品ページにあると便利な2つのおすすめ機能
商品ページにあるとコンバージョン率が大きく向上するおすすめの機能は下記の2つです。
■商品レビュー
購入者が感じる商品の魅力は、他の顧客にとっても魅力的な要素となり得ます。
なぜなら、一人の顧客が抱える課題やニーズは、他の顧客も同じように経験している可能性が高いからです。
例えば、「この商品を使って〇〇が解決しました!」というレビューは、直接的に販促文に取り入れることができます。
お客様のフィードバックは、販売促進において重要なツールとなりますので、積極的に利用しましょう。
■関連商品
関連商品の推薦や、購入者が最終的に購入した他の商品なども表示することで、クロスセルやアップセルの機会も増えます。
また商品ページからの離脱を防ぎ、サイト回遊をさせられることもできるので、非常におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は売れる商品ページのポイントについてご紹介いたしました。
商品ページの作り方にお悩みの方は少し解決の糸口が見えてきたのではないでしょうか?
今回ご紹介した内容はほんの一部です。
様々なECサイトがありますので参考になる商品ページは数多く存在します。
競合サイトをリサーチしながら自分だけのお気に入りの商品ページを作成してみて下さい。
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