成果報酬型ECサイト構築・運用サービス『ショップアシスト』

成果報酬型ネットショップ・EC運営代行の「ショップアシスト」 成果報酬型ECサイト構築・運用サービス『ショップアシスト』

【ECの掟】【飲食×EC】小さい飲食店の通販は個性爆発させる!差別化が大事【ネットショップ】

今回は、飲食のプロデュースや運営のプロである株式会社フードライブラリーの代表取締役、難波様をお招きして、飲食のECについてお話していきます。

会社の紹介とEC導入の背景

株式会社フードライブラリーは、月島エリアで5店舗の飲食店を直営しています。
販売している商品は、パエリアやハンバーグ、ローストビーフなどで、食卓が華やかになるようなものを意識して提供しています。
従業員は約12人、私自身も現場に出て、リアルな運営を行っています。
2019年12月にコロナが拡大し始めた頃、我々の店舗運営は非常に順調でした。
2020年のオリンピックに向けての準備もあり、2月までは過去最高の売り上げを記録していました。
しかし、3月の緊急事態宣言以降、店舗は次第に閉鎖を余儀なくされました。
この時期にテイクアウトとデリバリーを開始し、予想以上の売れ行きに驚きました。
特に、立地の良い店舗ではテイクアウトが大成功し、その後デリバリーも拡充しました。

オンライン経済の強さを実感

コロナ禍の影響でリアルな経済が停滞する中、オンライン経済の強さを実感しました。
その時点で、ECサイトの立ち上げを強く意識するようになりました。
実際に、ECサイトを運営する中で、ベースというプラットフォームを活用し、試行錯誤しながら販売を行ってきました。
ECサイトを立ち上げる際には、商品の魅力を最大限に引き出す工夫が必要です。
例えば、冷凍食品でもお店の味を再現するために、真空パックを用いて冷凍し、味をそのまま保つ工夫をしています。
特に、ローストビーフやパエリアなどは、解凍後もお店の味をそのまま楽しめるようにしています。

個性と差別化が重要

中小企業がECで成功するためには、何かに特化し、その強みを前面に押し出すことが重要です。
例えば、ラーメン中本が辛さに特化しているように、私たちも売れ筋の商品に特化していきたいと考えています。
具体的には、パエリアやローストビーフといった商品に特化し、独自のブランドを築いていくことを目指しています。
また、商品開発においても独自性を追求しています。
商品のネーミングやパッケージデザインも重要な要素であり、それらを工夫することで、他の競合商品との差別化を図っています。
デリシャスコネクトというブランド名で認知されるような、独自の商品の開発に力を入れています。

ECサイト運営のノウハウ

ECサイトを運営する中で、様々な知識を身につけました。例えば、SEO対策として、商品の説明文に何百文字以上のテキストを入れることで検索順位を上げる工夫をしています。
また、YouTubeを活用して商品のレシピ動画を公開し、視聴者に商品の魅力を伝える努力も行っています。
特に、Googleの検索アルゴリズムに対応するための工夫が重要です。
例えば、Googleマイビジネスの口コミ管理や、Googleマップ上での評価を高めるための施策などを行っています。
これにより、オンライン上での信頼性を高めることができます。

酒類のEC展開への挑戦

今後の展開として、酒類のEC販売にも挑戦したいと考えています。
酒販免許を取得し、ナチュラルワインやおつまみセットを販売することで、さらに多様な商品ラインナップを提供することを目指しています。
特に、ワインとチーズのセット販売など、相性の良い商品を組み合わせることで、顧客満足度を高めることができると考えています。

まとめ

中小企業がECで成功するためには、商品の個性を最大限に引き出し、差別化を図ることが重要です。
私たちフードライブラリーは、パエリアやローストビーフといった商品の魅力を最大限に引き出し、オンラインとオフラインの両方で顧客に満足していただけるよう努めています。
また、SEO対策やYouTubeを活用したプロモーション、Googleマイビジネスの口コミ管理など、多岐にわたる施策を実施しています。
今後も、酒類のEC展開など新たな挑戦を続け、さらに多様な商品ラインナップを提供していきたいと考えています。
中小企業だからこそできる独自性と強みを最大限に活かし、顧客に愛されるブランドを築いていきたいと思います。

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