【ECの掟】【9割の人が間違ってる】「要素の大きさ・順番」を重視したデザインが作れると売れます【EC・ネットショップ】
今回は、スマホユーザーが増加している現代において、売れるECサイトを作るためのデザインの重要なポイントについてお話しします。
特に「要素の大きさ」と「順番」を重視することが、売上を上げる鍵になります。
私、岩井がナビゲートし、デザイナーの矢田崎と一緒に具体的なアドバイスを提供していきます。
スマホユーザーの増加とその影響
最近では、ECサイトのユーザーの約6割から7割がスマホを利用しています。
特に移動中に商品を検索するユーザーが増えており、スマホ向けのサイトデザインが重要性を増しています。
そこで大切なのは「見やすさ」を最優先にすることです。
デザインの基本:見栄えよりも機能性
スマホの画面は小さく、1画面で見られる情報量が限られています。
かっこいい、アーティスティックなデザインを追求するよりも、レイアウトや要素の大きさ、順番に注意を払い、情報が伝わりやすいデザインを目指しましょう。
ブランドサイトとの違い
大手ブランドのECサイトは、ブランドイメージを前面に出したデザインが多いですが、中小企業がそれを真似してしまうと、かえって何を伝えたいのか分からないサイトになりがちです。
見やすさと分かりやすさを最優先に、ユーザーにとって使いやすいサイト作りを心がけることが重要です。
商品の見せ方:写真と余白のバランス
生活雑貨を扱うセレクトショップの例を見ると、左右の余白を少なくし、写真を画面いっぱいに使って商品を目立たせるデザインが主流です。
以下のポイントに注意しましょう:
• 余白を減らす:商品写真を最大限に表示するために、余白を最小限に抑えます。
• 情報量のミニマム化:情報を少なくし、必要な情報のみを表示します。
• 大きな商品画像:1画面に4商品程度を表示し、各商品の画像を大きく見せるようにします。
スマホ特有のデザイン要素
スマホ向けのECサイトで重要なのは、「これはECサイトですよ」と一目で分かるようにすることです。
そのためには:
• 金額表示:商品と一緒に金額を表示し、一目で価格が分かるようにします。
• カートボタンの設置:カートのボタンを目立つ位置に配置し、ユーザーがすぐに購入プロセスに進めるようにします。
情報の省略とSEO
スマホユーザーはサイトの操作に慣れているため、不要な情報は省略し、見せたい情報を優先的に表示します。
SEOの観点からも、情報の配置や量には注意が必要です。
• 情報量の調整:スマホサイトでは、重要な情報を分かりやすくまとめ、詳細は次のページにリンクさせるなどして、情報の整理を行います。
• レスポンシブデザイン:PCサイトとスマホサイトを同時に作る場合、情報量を調整し、見やすさを維持します。
写真の重要性
特にZ世代は写真を重視する傾向があります。以下のポイントを押さえましょう:
• イメージ写真:ユーザーが商品をイメージしやすい写真を掲載します。
• 細部の写真:商品のディテールが分かる写真を多数掲載し、ユーザーが納得して購入できるようにします。
SNSマーケティングの重要性
現在、SNSマーケティングはSEO以上に重要視される傾向があります。SNSでの検索が増えているため、以下の点を意識しましょう:
• ハッシュタグの活用:SNSでの検索に対応するため、適切なハッシュタグを使用します。
• ビジュアル重視:SNSではビジュアルが重要なので、魅力的な写真を投稿します。
結論
スマホユーザーの増加に伴い、ECサイトのデザインも変化しています。
「要素の大きさ」と「順番」を重視し、見やすく使いやすいデザインを心がけることが、売上向上の鍵です。
情報の整理、写真の活用、SNSマーケティングの取り入れなど、多角的なアプローチで、ユーザーにとって魅力的なECサイトを作り上げましょう。