成果報酬型ECサイト構築・運用サービス『ショップアシスト』

成果報酬型ネットショップ・EC運営代行の「ショップアシスト」 成果報酬型ECサイト構築・運用サービス『ショップアシスト』

【ECの掟】【7分でわかる】売れてるサイトから学ぶ!小規模企業でも売れる考え方【EC・ネットショップ】

本日のテーマは、「結局どんなサイトが一番売れてるの?」というEC業界に対する気になる質問に答えていきたいと思います。
1995年からAmazonが書籍を売り出したことで、ECサイトを使った小売革命が起きたんじゃないかなと思います。

小売革命の要因

1. 無限の商品点数
ECサイトの登場により、商品を無限に置けるようになりました。
これは物理店舗では実現できないことで、ネット社会でしか実現できない点です。
商品点数が多いことで、顧客は一つのサイトで必要なものを全て揃えることができ、利便性が向上します。

2. 物流革命
商品点数が多くても、配送が遅ければ意味がありません。
しかし、AmazonをはじめとするECサイトでは、翌日出荷が可能な商品が多くあります。
例えば、5位のモノタロウでは、翌日出荷できる商品点数が非常に多く、物流の効率化が図られています。
これにより、顧客は迅速に商品を手に入れることができ、信頼性が向上します。

3. 証券の広がり
物理店舗では証券(商圏)が限定されていましたが、ECサイトでは証券が全国に広がります。
これにより、顧客はどこに住んでいても、同じ商品を購入することができます。
例えば、北海道に住む人が東京の本社が運営するECサイトから商品を購入することが可能です。

4. 顧客の囲い込み
ECサイトでは、ポイント制度やクーポンなどを利用して顧客の囲い込みが可能です。
これにより、リピーターを増やし、売上を安定させることができます。
例えば、楽天市場では楽天ポイントを利用して顧客の囲い込みを行っています。

具体例:売上ランキングトップ5

5位:モノタロウ

モノタロウは、主に作業服や安全靴などの資材を取り扱うサイトです。
取り扱い点数は2000万点以上で、年間売上は2166億円に達しています。
商品点数が多いことと、翌日出荷が可能な点が強みです。

4位:楽天24

楽天24は、楽天グループが運営する直販サイトで、主に日用品を取り扱っています。
年間売上は2200億円で、楽天市場の直販部門として機能しています。
日用品を中心に、自社で仕入れた商品を販売しており、ポイント制度を活用して顧客の囲い込みを行っています。

3位:ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラは、家電を中心に幅広い商品を取り扱っています。
年間売上は2300億円で、家電以外にも食品やおもちゃ、アウトドア用品なども取り扱っています。
迅速な配送サービスと、豊富な商品点数が強みです。

2位:アスクル(ロハコ)

アスクルは、主に企業向けの事務用品を取り扱っているサイトですが、個人向けのロハコも展開しています。
年間売上は3800億円で、そのうちロハコの売上は543億円です。
企業向けのカタログ販売から始まり、現在ではネット販売に強みを持っています。

1位:Amazon

Amazonは、推定売上3兆1995億円で、圧倒的な売上を誇ります。
書籍から始まり、現在では日用品、家電、食品など幅広い商品を取り扱っています。
迅速な配送サービスと、豊富な商品点数が特徴です。

小売業の次のステップ:製造小売(SPA)

ユニクロの成功
ユニクロは、製造小売(SPA)の代表例です。
自社で商品を企画し、海外で製造して販売しています。
ECサイトの売上は1309億円で、利益率が非常に高いことが特徴です。

ニトリの成長
ニトリも、家具やインテリア用品を自社で企画・製造・販売することで成功しています。
ECサイトの売上は911億円で、店舗とオンラインの両方で顧客にアプローチしています。

まとめ

売れるサイトに共通していることは、小売業であり、そのジャンルで一番のサイトであることです。
例えば、モノタロウは資材で一番のサイトであり、ヨドバシカメラは家電で一番のサイトです。
そのジャンルで一番になることが、売上を伸ばすための鍵です。
ジャンルで一番になった後は、そのジャンルの深掘りを行い、次に他のジャンルにも横の幅を広げていくことが重要です。
例えば、モノタロウとヨドバシカメラは、元々の強みを活かしながら、新たな商品カテゴリーを取り入れています。
小規模企業でも、このような成功事例を参考にすることで、ECサイトでの売上を伸ばすことができます。
まずは、自分たちの得意なジャンルで一番を目指し、その後に横展開を図る戦略を取ることが有効です。

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