自社ECを運用するメリット3選！売上UPの秘訣をお教えします。

ECサイトとモール、結局どっちがいいの？

結論、商品によります。

―岩井
「自社ECだと集客が難しそうだけど、モールだと競合が多く売上が上げれなさそう。」という考えはよく聞きますが、結局どっちがいいの？ということですよね。
ディレクターの瀧田さんはどう思いますか？

―瀧田
　 モールがいいと思います。
　 モールのほうがすぐに注文とか入ってくるので、結果がでるのであればモールのほうがいいのでは、と考えますね。

―岩井
　 たしかにその考えも一理ありますよね。
売上をやみくもにあげたいのであれば、どちらもやったほうが良いですし、利益を追求するのであれば、自社ECのみで地道にやった方が良いかもしれません。

自社ECとモールにはそれぞれメリットとデメリットがありますので、そのあたりを解説していきましょう。

自社ECのメリットとは

①自由度

自社ECの場合、デザイン、売り方、戦略運営などの自由があります。
デザインに関しては、かなり自由度が高いです。
自分たちが「このサイトのイメージで作りたい！」ということをデザイナーに依頼することで、そのデザインに似たサイトを作ることが可能です。
売り方に関しては、単品売り、セット売り、送料無料など様々な販売形態に対応できます。
戦略に関しては、SEO対策やweb広告、アフェリエイトなど、独自のwebマーケティングの施策を立てることができます。
購入者との接点を直接持つことができるのも、自社ECの最大のメリットと言えます

Q.今まで変わったデザインなどはありましたか？

A.そうですね〜、。そもそもデザインがとんがっているなどを求めている購入者は少数だと思います。
変わったデザインよりも、「買いやすさ」を優先すべきです。購入したい物の情報が載っているのか、送料だったり、ポイントがどう使えるかなどそういったしっかりした情報が適切な場所に掲載されているかを見ることが重要です。
あとはすぐ購入したいユーザーだけでなく、調べている/見ているだけのユーザーもいらっしゃるので、そういったユーザーが近い将来の購入者になり得るという判断から、コンテンツを作っていく必要があります。
この2軸を中心にすることがポイントです。
ものを全面的に押し出すデザインよりも商品の作る歴史だったり、どういう人に好まれるかなどコンテンツをファンに向けて作りながら商品を売っていくという売り方が自社サイトには優れています。

Q.初心者にとっては、自由度が高いと逆にハードルが高く思ってしまいますが、実際どうなんでしょうか。

A.初心者にとってハードルが高いのは事実です。
ただ、それを補完するために無料のECのテンプレートを販売しているサービスも多数ございますので、そういった自由度を抑えコストのかからない選択をするのも手だと思います。

②ファン作り

ファン作りには、SNSの運用やメールマーケティングなどがあります。
たとえば会員になっていただいたユーザーに、直接新商品やセール商品の連絡ができたり、InstagramやX（旧twitter）、facebookなどのSNSを用いて流行りの商品や、商品の使い方などを配信できます。

Q.その中でも一番効果的なのはなんですか?

A.Z世代向けであればinstagramのほうが効果的ですし、40代以上のユーザー向けにはfacebookをやりましょうとか、全員がやったほうがいいのはメールマガジン、など配信するターゲットによって効果的な手段は異なります。

Q.メール購読を仕掛けるテクニックはありますか？

A.あります。
一般商材であれば「安い」とか「セール」という言葉に引っかかりますし高額商品だと、「お役立ち情報」などためになる情報を発信してどちらかというと「忘れさせないような」情報が効果的です。時期を見て買っていただくというような目的ですね。その中でセールなどを組み込んでいくことが重要です。

Q.100円ショップなどはどういった施策をしますか？
A.季節によって売れるものというのがあります。
わかりやすいところでいうと、梅雨の前には合羽や傘が売れるとか。そういった時期に応じて売れるものの特集を組んだり、そこに関連商品も紐づけて販売するという施策は行います。

③利益率

自社サイトはモールのように利用料や、ロイヤリティーなどを払う必要がありません。そのため、利益率は高くなります。これは、自社ECサイトの大きな特徴ですね。

まとめ

自社サイトのメリットは3つあります。
1.自由度が高い
2.ファン作りのための施策ができる
3.利益率が高い