ECサイトクーポンで上手に売上を上げるコツ
ECサイトの運営において、クーポンの発行は欠かせないマーケティングです。
クーポンは消費者のお得に加えて、運営元の利益につなげることが必須です。
そこで、クーポンの効果を最大限に引き出すノウハウを知っておく必要があります。
ECサイトのクーポンとは
割引券や商品券をクーポンとも呼びます。
スーパーの販売促進・顧客獲得の手段の王道ですが、ECサイトで売上を伸ばすためにも効果的です。
最も代表的なクーポンは割引クーポンで、10%や30%、半額などさまざまな割引率があります。
送料無料クーポンは、ネット通販の欠点である送料を無料にし、消費者にアピールします。
ほかにも、商品の購入数に応じて特典を付与するクーポン、初回利用者限定のクーポン、キャッシュバックなども人気です。
クーポンで得られる効果
クーポンを入手した消費者は、クーポンの有効期限が失効する前に商品を購入するケースが多いです。
普段使用している商品であれば、まとめ買いにつながります。
また、新規顧客・リピーターの確保、総売上の増加などの効果も無視できません。
さらに、消費期限や賞味期限が迫っている商品を売り切りたい、月額の売上目標値をクリアしたいといった状況でも重宝します。
クーポン設定
クーポンを発行する前に、誰に対してアピールするのか考えておく必要があります。
新規顧客を獲得したい、リピーター客を維持したい、とにかく大量購入してくれるヘビーユーザーを増やしたいなどが挙げられます。
クーポンを発行する目的を明確にしなければ、クーポン発行に伴う時間と労力、コストが無駄になりかねません。
また、クーポン設定においては、割引率や有効期限、利用規定なども決めておく必要があります。
クーポン施策のコツ
クーポンは利用してもらうことに意味があります。
ここで大切なのは、割引率を高くするあまり、運営元が赤字に陥ってしまうことです。
クーポンは消費者に嬉しいアイテムですが、同時に運営元の黒字化にも貢献しなければ本末転倒です。
そこで、どのタイミングで、どの程度の枚数を発行するか明確にしておきましょう。
クーポンのデザイン、シンプルなコードなどにもこだわりましょう。
またクーポンを発行しただけではNGです。
同時にクーポンを拡散させることも一緒に行いましょう。
ECサイトの目立つところにクーポンコードを記載したり、メルマガやSNSを使ってクーポンを認知させ、ECサイトに呼び込む導線を張ることがコツです。
クーポンも使われないと意味がないので、可能な限り拡散しましょう。
まとめ
割引券や商品券などのクーポンは、ECサイトの売上アップに貢献します。
消費者の購買意欲を高め、新規顧客の増加に加えて、総売上のアップも期待できます。
クーポン効果を引き出すためには、クーポン設定と施策を詰めていくことが大切です。
くれぐれもクーポン発行が原因の赤字化だけは回避しましょう。